頭痛の種類とその局面

頭痛にも種類があります。その発生原因や、付随する症状などにある程度の特徴が見られ、それぞれ対応方法が違います。頭痛のタイプを見極めることが、まずは大切です。

まずは誰もが経験したことがあるであろう「風邪」にともなう頭痛です。これは頭痛が風邪の症状のひとつとして発生したもので、頭痛がメインのものではありません。風邪の頭痛はそのほとんどが風邪の諸症状とともに発生するもので、「風邪をひいた」という自覚とともに発生します。この場合は頭痛だけを治療するのではなくて「風邪を治す」という点に注力するはずです。身体のだるさ、かんせつの痛み、発熱、場合によっては消化器系の不調をともなった頭痛ですから、医師の診断を受けるまでもなく「風邪だ」ということがわかるでしょう。これは誰もが経験する頭痛のタイプといえます。

他には「飲酒による頭痛」も一般的かもしれません。アルコールの摂取によって発生する頭痛です。人によってはその頭痛が発生するタイミングはまちまちで、お酒を飲んだ翌日の朝に「二日酔い」として発生することが多いかもしれません。あまりお酒に強くない人にとっては、お酒を少し飲んだだけで頭が痛くなることもあるかもしれません。それも「二日酔い」と同じ原理です。「酔う」ということに対して身体があまり慣れておらず、お酒に対しての適応力があまりついていない場合、二日酔いのような症状がお酒を飲み始めてからすぐに発生することもあります。例えば飲み会があったとしたら、その終盤ではもうすでに頭が痛いということも考えられます。

そして肩こりに伴う頭痛です。これは人によっては「一番多い」頭痛かもしれません。肩のこり、首のこりというのは現代人が抱えた悩みでもあります。パソコン仕事、その他細かい仕事によってそのような身体の疲れ、「こり」を感じる人は多いものです。そのような「こり」がひどくなった延長線上に頭痛があるのです。これは「慢性化」している人も多いものです。慢性化してしまっている場合は、それがもう「当たり前」ということになっていて、自分のなかでは「疲れた」であるとか「働きすぎた」という実感として現れることが多いでしょう。

また、寝不足によっても頭痛は発生します。それは自覚症状として「寝不足」と感じられるわけではなく、忙しいときなど自分があまり寝ていないとき、それでも意識は寝ることではなくそのときのタスクに向いているとき、危険信号として「頭痛」が発生することがあります。そのようなときは寝ればだいたい治るものなのですが、仕事の都合などで寝る時間が確保できない場合などは、頭痛薬に頼ってしまうこともあるものです。

そして心因性の頭痛というものもあります。何か悩み事があって、ストレスの弊害として頭痛が発生するということがあるのです。そのようなとき、頭痛が発生するほど悩んでいたりストレスを感じていたりする場合は、食欲がなくなるなどの他の症状も同時に現れることがあります。そのような時は自分では「悩んでいる」という状態であり、そのせいで頭痛が発生したと気が付かない場合もあります。

このように頭痛はさまざまな局面で発生するものです。その時々で、対処方法を考えることが必要なのです。